パワーグリッド・ユニバーサル基板を買ってみた。(Arduinoで作るエアコンファンコントローラー番外編)

今回は、アイデア商品の紹介となります。ユニバーサル基板を購入しようと秋月電子通商さんのホームページを閲覧していたら、パワーグリッド・ユニバーサル基板なるものを発見しました。一見、便利そうだと思いましたが、期待のため、過大に評価しているかもしれないので、一度落ち着いていろいろなサイトを調べてみました、が実際に自分で現物を確かめるべきと思い購入することにしました。。一枚あたり140円也。(72mmx47mm)斬新な割に安い。

電源線とグランド線がすでに配線済みとのことで、ある意味ブレッドボードに近い?コンセプトのようです。

接写した画像です。

細かいので目がチカチカしてしまいますが、表面には、一般的なスルーホールが2.54mm間隔で配置されていて、そのわずかな間隙を縫って黄色の直線パターンと白色の直線パターンが配置されています。表は縦に裏は横に配置されています。着色されているところは絶縁されているので、直角に交差するのであれば被覆の無いスズメッキ銅線が使用できます。

次に、その黄色と白色のそれぞれの線がどこからどこまで接続されているのか測定しました。

抵抗測定
黄色線の任意の箇所を測定

測定したところ。同色であれば接続されていて抵抗値は、0Ωを指していました。

抵抗値の測定2
表からと裏からで測定

裏からと表から測定しても、0Ωを指しており、この一枚の基板上では、同色どうしはすべて繋がっていることが分かりました。

製造メーカーは(株)矢島製作所製ですが、メーカのインターネットサイトを見ても該当する製品が見当たらず、その後、写真を撮影していて気が付いたのですが、基板の縁にAKIZUKIと刻印されていましたので秋月電子通商さんの企画商品のようですね。

あらためて秋月電子通商さんの製品ページの説明を確認してみると、パターンははんだメッキ仕上げになっていて、はんだ付けが容易になっているようです。これは作業がはかどりそうですね。こういった企画力も長年、ユーザに愛され続けているポイントなのかもしれません。

ちなみに画像に写り込んでいる白いボビンは、同時に購入してみた ”はんだメッキ銅線0.3mm” です。こちらは秋月電子通商以外でも購入できますが、お客様のリクエストに応えてラインアップしているとのこと。

近日中にこれらを使って回路を組んでいきたいと思います。それでは~。

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